レーザーカット加工「切り絵 御朱印」を始めました!
2023.09.25 | NEWS | 制作と入稿
和紙の印刷工房では、2019年に御朱印の取り扱いをスタートして以来、おかげさまで累計45万枚以上の御朱印や御城印のご注文をいただいております。
お客様のご要望に合わせて、和紙の選定や質感・書きやすさ・印刷方法などのアドバイスやデザインの制作のほか、箔押しやちぎり・型抜きなどの加工もご提案してきました。
このたび「切り絵 御朱印」として新たに「レーザーカット加工」を始めましたので、そのご紹介です。
「切り絵 御朱印」のデザインについて
イラストのどの部分をレーザーカットするかご指定してください。
お客様にてデザインデータをご用意いただく際は、例えばデザインソフトAdobe illustratorの場合、カット線をデザインと別のレイヤーに分けて保存しご入稿ください。
①マット調の厚手の金紙を使用した桜の花がモチーフの春バージョン。桜の花の細かな雄しべや雌しべをレーザーカットしました。
↓ ①のレーザーカットする絵柄のカット線データ。裏面からカットするため左右が反転しています。
➁生成りの和紙「ふみづき」を使用した秋バージョン。紅葉やイチョウの葉・トンボ・流水紋をレーザーカットしました。御朱印として一般的な厚さの和紙を使用しましたが、①よりも絵柄が複雑ではないため、綺麗にカット出来ています。
「切り絵 御朱印」の用紙について
カットする絵柄の難易度によりますが、一般的な御朱印に使用している和紙よりも「厚手」で「紙質が固め」のものや、ファンシーペーパーがオススメです。
↓一般的に御朱印で使用している厚さの和紙での試作。細かな線がちぎれてしまった例。用紙選びまたはカットする絵柄の修正が必要です。
「切り絵 御朱印」のロットと納期
ロットは100枚から。
ロットやカットする絵柄の難易度によって、レーザーカット加工に必要な日数が変わりますので、納期はお問合せください。
「切り絵 御朱印」の印刷方式
オフセット印刷、オンデマンド印刷どちらでも対応可能です。
「切り絵 御朱印」の納品形態
カット部分が引っかかってちぎれないように、御朱印1枚ごとに保護用の「合紙(あいし)」に挟んで納品します。通常は白地の紙を挟みますが、その他にもデザインに応じて色付きのファンシーペーパーを選ぶことも可能です。
日本の伝統的な切り絵は、和紙を用いて手作業で精巧に切り取られたアートとして数世紀にわたり親しまれています。この技術は、祭りや神社仏閣・年中行事などにも広く使われてきました。
箔押しやちぎり加工とはひと味違う”切り絵アート”で、より魅力的な御朱印に!
もちろん御朱印だけでなく御城印や御船印などにも対応いたします。お気軽にお問合せください。