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和紙印刷:シモダファーム様「越後バナーナ和紙台紙/ジェラート用化粧箱」

2023.05.29 | お客様事例

地元新潟県柏崎市のシモダファーム様より、柏崎発!雪国生まれのバナナ「越後バナーナ」の個装袋用台紙のリニューアルと、「ジェラート6個用化粧箱」新規製造をデザインから印刷・加工までご依頼いただきました。

お客様の『パッケージも地元の会社で作りたい』という考えから弊社にお問合せいただき、今回のご提案に繋がっています。

 

別々だった台紙としおりをまとめたデザインに!

今までは台紙としおりをスタンド袋に入れていましたが、リニューアルにともない、台紙1枚に内容をまとめて制作しました。
【デザイン/表面】バナナの色が映える「温かみのある水色」をベースに、ご担当者のお母様が描かれたバナナの木のイラストを配置。
箔押し(消し金)のロゴで高級感をプラスしました。

【デザイン/裏面】しおりに記載されていた食べ方や保存方法を裏面にまとめ、「越後バナーナ」の詳細については、QRコードを読み取って確認できるようにしました。

【用紙】台紙は通常、板紙やカード紙などの厚紙を使用します。ですがコシの強い紙はバナナを傷つける可能性があるため、柔らかく厚手の和紙を数種類ご提案。
デザインが映える無地で温かみのある白色の和紙「さつき」が選ばれました。

【印刷と加工】両面オフセット印刷+箔押し加工。透明のスタンド袋の形状に合うよう、下2か所のコーナーカット用の抜型を作成し、抜き加工で仕上げています。

『オフセット印刷』について

加工:箔押し

 

化粧箱には、中身をしっかり固定する台紙をプラス

「越後バナーナ」を使用したジェラートの6個用化粧箱と台紙もご依頼いただきました。

【形状】形状はギフト用としても人気のN式箱。そこにジェラート容器がしっかり固定できるよう設計した台紙をプラスしました。

【材質】カラータント+片面段ボール(白)の合紙。箱の質感や色にこだわり、数あるファンシーペーパーの中からタントを選定。
合紙加工でオリジナルの段ボールシートを作りました。

【加工】化粧箱のフタには、個装袋用台紙と同じ消し金で箔押しを施しています。

加工:合紙(ごうし)

シモダファーム様(HP

新潟県柏崎市で廃棄物処理事業を行うシモダ産業株式会社様が運営。本場のフィリピンのバナナの美味しさに感動した同社の代表が、新事業としてバナナ栽培を開始。
廃棄処理の排熱で温めた水を、ハウスの温度管理に利用されているそうです。
栽培品種は輸入バナナでは滅多にお目に掛かれない希少種「グロスミッチェル」。
バナナや加工品は、自社サイトのほか百貨店や直売所、施設の売店などで販売中です。

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