シール用和紙
「和紙タック紙」「糊付き専用紙」のことを『シール用和紙』と呼んでいます。
一般的に「シール」と呼ばれる「糊付きの紙に剥離紙がついたもの」を製造するのに使用する糊付き専用紙を「タック紙」と言います。よく見かけるものはコート紙や上質紙ですが、実は和紙や和紙風(これを当サイトでは「シール用和紙」と呼んでいます)のものも存在します。材質や色にもバリエーションがあり、風合いを生かした高級感のある製品ラベルシールや、ワンポイントシールなどに使用されています。
タック紙の構造
表面基材→粘着剤(のり)→剥離紙(セパレーター)の3層構造になっています。
表面基材の裏面に粘着剤がついており、剥離紙で粘着剤が保護されています。
使用する際に剥離紙(セパレーター)を剥がします。
↓シール用和紙の一例
おすすめのアイテム
日本酒ラベルシール/食品ラベルシール/封緘シール/ワンポイントシール など
製品ラベルとして使用するのにおすすめです。
和紙印刷の注意点
◎用紙の特徴から、インキを吸いやすく色鮮やかな仕上りは苦手です。
◎毛羽立ちのある質感や、繊維が入っているなどの影響によりムラが出来やすい場合がございます。
◎用紙本来の色味や、色付きの場合は用紙の色が仕上りに影響します。
一般的なシール用和紙の例
※紹介しているシール用和紙の画像は、撮影環境やモニター環境により実際のものと色味が異なる場合がございます。ご了承ください。
※実物をご覧になりたい場合は、その旨ご連絡いただければサンプル(紙片)をお送りいたします。
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