ブログ

和紙印刷:株式会社あがつま御縁屋様「ギンヒカリ押し寿司包装紙」

2023.02.03 | お客様事例

群馬県吾妻郡東吾妻町の株式会社あがつま御縁屋様より、地元老舗寿司店・さかえ鮨様の新商品「ギンヒカリ押し寿司」の包装紙印刷のご紹介です。和紙の選定から印刷までお手伝いしました。

(株)あがつま御縁屋様は、和紙の印刷工房で初めて「御城印」をご注文いただいたお客様で、地元の岩櫃城や中山城などの御城印がメインでしたが、この度はじめて御城印以外の製品のご相談をいただきました。

商品開発の経緯

「ギンヒカリ押し寿司」は、さかえ鮨3代目店主様が考案された商品。コロナ禍が始まり、テイクアウト商品としての収益アップや販路開拓を(株)あがつま御縁屋さまが相談を受けられました。

2022年3月高崎高島屋の物産展で高評価を受け、パッケージ化を決定。容器や化粧箱に高級感のある和紙のオリジナル包装紙を掛けることになり、以前から御城印の印刷で御縁があった弊社にお声掛けいただきました。

※ギンヒカリとは・・・群馬県の固有養殖種で、3年かけて成熟した大型の最高級ニジマス。(「ギンヒカリ」は登録商標です。)

風合いを重視した和紙選びと裏面印刷

当初、冷蔵用商品ですので耐水性のある和紙も検討しましたが、包みやすい厚さがありませんでした。よって、耐水テストもしていただいた上で薄手でデザインに邪魔にならない無地の和紙「食品原紙」をご提案。

印刷は和紙の裏面に4色カラーでオフセット印刷しました。

機械漉き和紙の多くは、印刷しやすいようにインキのにじみや表面の毛羽立ちを抑える薬剤を添加または塗布されています。そのため手漉き和紙に比べて、表面は滑らかで裏面はざらっとした質感と手触りになっています。その裏面の手触りを活かしたいというご要望があり、裏面印刷をご提案しました。

(「大礼紙」や「雲龍紙」など表面に繊維や柄のある和紙は、通常通り表面の印刷をお勧めします。)

『オフセット印刷』について

和紙:ふみづき

手漉き和紙

株式会社あがつま御縁屋様(HP
映像プランニングや包材・ノベルティ開発などの広告代理店だけでなく、「まちづくり会社」として地元行政とともに東吾妻町の町おこしにも力を入れられています。

さかえ鮨様(HP
昭和37年創業の老舗鮨店。                                                                             群馬県吾妻郡東吾妻町大字原町5053 TEL.027-968-2910

お見積り・サンプル請求は下記よりお問合せください

  • 和紙印刷お見積り
  • 和紙シールお見積り
  • 御朱印お見積り
  • サンプルご請求

使いたい和紙や、サイズなどをお知らせください。『デザインデータ』『手描きイメージ』などの添付も可能です。