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御城印が人気!どこで買える?御朱印との違いは?

2022.05.18 | コラム

城に訪れたことを記念して発行される御城印は、城ごとにさまざまなデザインがあります。魅力的な御城印を発行しているお城には多くの観光客が訪れるため、観光や街おこしに活用されています。和紙の印刷工房ではおしゃれで魅力的な御城印のデザイン・印刷を承っております。

近年は神社やお寺でいただく御朱印あつめが人気を集めていますが、お城でもらえる御城印もひそかなブームになりつつあります。

御朱印に関しては、テレビや雑誌などのメディアでも広く取り上げられているので知っている方も多いと思いますが、御城印については「どこでもらえるの?」「御朱印とは何が違うの?」など、基本的な知識を持っていない方も少なくありません。

そこで今回は、御城印が人気を集めている理由や、御朱印との違い、御城印が販売されている場所などの情報をまとめました。


御城印が人気の2つの理由

城の登城を記念して発行される「御城印」が誕生したのは、今から約30年前のことといわれています。

つい最近までは知る人ぞ知る存在でしたが、ここ数年で瞬く間に知名度がアップし、御朱印に続くブームとなっています。人気が出たきっかけはTwitterをはじめとするSNSで、それまで御城印の存在を知らなかった人たちが興味を持ち、ブームの火付け役になったといわれています。

理由1.豊富なデザイン

まず1つ目は、城ごとにデザインが異なるところです。御朱印に倣ったデザインが一般的ですが、古くからの形式に囚われる必要がない御城印は、個性的なデザインも多くみられます。

御朱印のような「筆書きの城名+城主の家紋などの印」の御城印以外に、背景に城のイラストや、城主、縁のある武将のイラストを入れたものなど個性豊かなものがあります。ほとんどが印刷で製造されているため、カラフルであったり、箔押し加工を施したり、昨今の御朱印以上に凝ったデザインを楽しめます。

御城印には登城した日付が記載されるので、旅の思い出として購入したり、コレクションして楽しむ人も多いようです。

理由2.気軽に手にできる価格

1枚あたりの価格が比較的安く設定されているところです。

御城印の発行料は城によって異なりますが、1枚あたり300円前後が相場のようです。コレクションやお土産としても丁度よく、子どもから大人まで、誰でも気軽に購入できるところが人気の秘密と言えるでしょう。

 

御城印と御朱印の違いとは?どこで買える?

御城印と御朱印は一字違いの単語なので、しばしば混同されることもありますが、両者はまったく性質が異なるものです。

御城印とは

城を訪れた記念に発行するもので、お土産に近い存在と言えます。

城を訪れた記念と説明しましたが、実際は登城する必要はなく、御城印のみ購入してもかまいません。

また、その場で筆書き・押印しているところも多い御朱印に対し、御城印は基本的に印刷または事前に書き置きしたものを販売するのが一般的です。購入場所も城だけに限らず、他の場所・方法で購入することが可能となっています。

御城印の購入場所について、詳しくは後述します。

御朱印とは

神社やお寺を参拝した証に発行してもらうもの。基本的に、御朱印は神社またはお寺でしかいただけません。

原則として専用の御朱印帳が必要で、参拝した後に持参した御朱印帳に筆書き・押印してもらうのが一般的です。御朱印あつめが流行している現在は、混雑対策や業務の負担減のために印刷した御朱印(書置き御朱印)も多く発行されていますが、参拝した後にいただくという点は共通しています。

御城印の販売場所

御城印を販売している所は、各地の城内や城址、その周辺にある観光案内所や資料館、土産物店など、さまざまな場所で販売されています。

御城印を観光の起爆剤に活用している場合、現地販売を原則としているようです。地域によってさまざまですが、道の駅での販売、インターネット販売、郵送販売に対応しているところもあります。

御城印あつめに興味のある方は、事前にお目当ての御城印の販売場所はどこなのか、観光案内所やインターネットなどで確かめておくことをおすすめします。 ※写真はイメージです。

 

和紙の印刷工房の御城印の実績を紹介

御城印は城ごとに自由なデザインお行えるため、個性的な御城印を発行しているお城や、周辺の観光案内所、土産物店には、多くのお客さんが集まります。

和紙の印刷工房では、オリジナリティが高く、魅力的な御城印の印刷・加工サービスを行っています。地域活性の起爆剤としておしゃれな御城印の製作を検討している方は、ぜひ和紙の印刷工房にご依頼ください。

ここでは和紙の印刷工房が手がけてきた御城印の実績を紹介します。

ちぎり加工・箔押しを施した高級感のある御城印

和紙の印刷工房では、ただ和紙に文字を印刷するだけでなく、ちぎり加工や箔押しを施すことができます。

ちぎり加工
紙の四辺をちぎって毛羽立たせる、和紙ならではの加工です。御城印に使用すると、伝統的な趣や高級感を与えます。また、合わせる加工やデザインによっては柔らかな印象にもなります。

箔押し
文字やイラストにカラーや質感(主に光沢)を与えることができます。一般的で人気のある、金や銀の箔押しなら、一気に高級感がアップします。記念や限定の御城印におすすめです。

ちぎり加工と箔押しを組み合わせると格調高い御城印になるため、お正月などの期間限定や発行する特別な御城印を製作したいときなどにおすすめです。

楮紙 オフセット印刷:御城印(箔押し+ちぎり)

スタイリッシュな墨絵と箔押しの御城印

和紙の印刷工房では、和紙へのイラスト印刷にも対応しています。フルカラーのイラストはもちろん、墨絵や1色イラストの印刷などジャンルは問いません。

墨絵の場合は質感を活かすために、インキが和紙になじみやすいオフセット印刷で製造するところがポイントです。フルカラーイラストやイラストの再現性を優先する場合は、オンデマンド印刷がおすすめ。絵柄とご要望により、適した印刷方式をご提案いたします。

さらに、文字や家紋の部分にメタリックな箔押しを施すと、墨絵とのコントラストが際立ち、迫力のある仕上がりになります。

和紙印刷:岩櫃城 御城印 『真田十勇士 7枚組』

特殊な用紙を使った記念御城印

金の紙に雲龍の質感がプラスされた用紙をつかった御城印です。

純粋な和紙ではありませんが、和の雰囲気を持った特殊紙を使い豪華な御城印になっています。用紙はお客様のご要望をヒアリングした上でご提案いたしました。

箔押しのような部分的な光沢ではなく、御城印自体が輝く個性的な仕上がりです。

和紙印刷:岩櫃城『記念御城印』3種

 

このほかにも、和紙の印刷工房では、お客様のご希望に合わせた御城印の印刷・加工を承っています。御城印の印刷や加工について、詳しくは「実績紹介」もご覧ください。

◎実績紹介

 

まとめ

御城印はお城を訪れたことを記念して発行されるもので、当のお城はもちろん、周辺の観光地や土産物店、道の駅などでも販売されています。城によって御城印のデザインが異なるため、旅行の思い出づくりや、コレクションとして御城印を集める方も多く、観光の起爆剤としての活用が期待されています。

魅力的なデザインの御城印はSNSなどで話題になり、観光客を呼び込むきっかけにもなりますので、御城印の発行を検討する場合は、デザインにもしっかりこだわってみましょう。

和紙の印刷工房では、お客様のご要望に沿った御城印のデザイン・印刷・加工を承っております。

御城印のデザイン作成も含めたご依頼なら、ぜひ和紙の印刷工房までお気軽にお問い合わせください。

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