和紙印刷:岩櫃城『記念御城印』3種
2021.07.20 | お客様事例
「和紙の印刷工房」の得意アイテム御城印の案件から、用紙や色合いの違いで仕上がりがグッと変わる事例をご紹介します。
実は「岩櫃城」の通常の御城印は、「和紙の印刷工房」で初めて手掛けた御城印。そのご縁から、全国初となる『山城の本丸からの金粒子出土記念』と、同時期にオープンの関連施設『にんぱく開館記念』の御城印をご依頼いただきました。
目次
目的に合わせた用紙をご提案
〈金粒子出土記念〉版は、「金」にちなんだ「金色の御城印を作りたい」というご要望から、一般的な『ツヤあり』と『ツヤなし』に加え、『金+雲龍』の3タイプの金紙をご提案。特別な御城印ということもあり、特徴的な風合いの『金+雲龍』に決定しました。
〈にんぱく開館記念〉版は、デザイン内容から、御朱印・御城印の定番和紙『むつきしろ※』での製造となりました。 ※細やかな繊維と柔らかな白さが特徴です。
材質やロットに合わせた製造方式
岩櫃城 金粒子出土記念 御城印
〈金粒子出土記念〉版で使用の「金+雲龍」の紙は、金紙とごく薄いレーヨン雲龍紙を貼り合わせた複雑な質感です。
そのため、紙の色や質感の影響を考慮しながらインキの色味を調整できる、オフセット印刷にて製造しました。
下の写真では、白いレーヨン雲龍紙から金紙が透けています。和紙の趣と金の華やかさを併せ持ち、今回のような歴史的な記念アイテムにぴったりです。
岩櫃真田忍者ミュージアム:にんぱく 開館記念御城印「影・光」
〈にんぱく開館記念〉版は、小ロットである点も考慮し、オンデマンド印刷にて製造。滲みのない仕上がりのため、背景の空の違いや白抜きの文字や家紋もしっかり印刷できています。2枚セットの御城印は、ベースのデザインはほぼ同じですが、空や全体の色合いでガラリと変わる雰囲気が、施設のテーマ「影が光を呼ぶ」の言葉を表現しています。
合同会社 岩櫃城忍びの乱 様
「歴史で遊んじゃ、うんまくねぇんかい!?」をスローガンに活動する、群馬県吾妻郡東吾妻町の町おこし事業。民間からの実行委員会と行政が連携して「岩櫃真田忍者ミュージアム:にんぱく」の運営などを行っています。和紙の印刷工房 初の御城印「岩櫃城御城印」は、この事業に参画されている、株式会社あがつま御縁屋様からのご注文により製造いたしました。
◎合同会社 岩櫃城忍びの乱 様 HP www.shinobinoran.com
◎岩櫃真田忍者ミュージアム:にんぱく HP www.ninpaku.net
いつもと違った紙や印刷もお任せください!
今回のように、「いつもとは違った特別な仕上がり」をお求めの場合も「和紙の印刷工房」にご相談ください。
和紙風の加工を施した特殊な用紙も、まだまだございます。
印刷・加工についても、数々の実績の中から「定番」以外をご提案いたします!
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