和紙の名刺は『裏面』に差が出る!《おすすめ両面和紙 3選》
2025.09.22 | オリジナル和紙アイテム | 和紙印刷のコラム
目次
和紙名刺なら、表も裏も美しい『両面和紙』がおすすめです。
名刺交換はあなたの第一印象を決める大切な機会。名刺の細部までこだわり抜くことで、「この人は違う」と強く印象付けられるでしょう。
ここ数年のインバウンド増加に伴い、海外のお客様に名刺をお渡しする方も増えているのではないでしょうか?
和紙印刷を通じて和紙の魅力を広めたいと考える和紙の印刷工房では、新しい和紙アイテムとして『和紙名刺』をご紹介します。
和紙の名刺自体は、名刺印刷サービスからプリンタ用専用紙まで幅広く取り扱われていますが、これからご紹介する『和紙名刺』は一味違います。
和紙名刺の弱点? 表裏の質感の違い
和紙の名刺をお探しの方で、意外と見落としがちなのが名刺の「裏面」です。日本伝統の和紙ですが、表裏がありザラっとした裏面はアイテムによっては物足りない印象になることも。表面に長めの繊維が漉き込まれた『雲龍紙』や『大礼紙』などでは、特に質感の違いが大きくなります。
「和紙の名刺は素敵だけど、裏面がザラザラで安っぽく見えない?」
名刺に和紙を使うのですから、せっかくの美しさを裏面にも与えたいですよね。和紙の印刷工房では、そんな『裏面まで美しい和紙』を求める声に応え、厚手で両面に和紙の質感を持たせた『両面和紙』を厳選しました。今回は、和紙の名刺やショップカード、挨拶状、お礼状にも最適な3種類をご紹介します。
※本ページに掲載の画像は、モニターなど表示環境により色味や質感が実物と異なって見える場合があります。ご了承ください。
厳選!名刺・挨拶状におすすめの『両面和紙』3選
両面雲竜紙(品番:7823)|厚さ:約0.33mm
一目で『和紙』を感じ、風合いを最大限に楽しめます。
名刺を渡したお相手にも『特別』な印象を与えられるでしょう。
雲がたなびくようにレーヨン繊維がたっぷりと漉き込まれており、光の反射でキラキラと輝きを放ちます。両面大光紙よりも繊維が長く、和紙ならではの華やかさを存分に感じられます。裏面も表面と同様に繊維がはっきりと見えるため、受け取った相手に強い印象を与えます。しっかりとした厚みがありますが、しなやかな質感です。
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両面大光紙(白/品番:7822)|厚さ:約0.33mm
上品で清潔感のある和紙名刺に仕上がるため、使用シーンを選びません。
オフィシャルな挨拶状などにもぴったりです。
短めの華やかなレーヨン繊維が散りばめられた両面和紙です。繊維の主張は控えめで、さりげない上品さがどんなシーンにも合うでしょう。両面とも滑らかな手触りで、名刺だけでなく挨拶状や招待状などにも幅広く活躍します。厚さは一般的な名刺用紙(0.2~0.3mm)よりも厚く、ハリのある質感です。
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両面大光紙(金茶/品番:7826)|厚さ:約0.38mm
金色の繊維が個性的ながらも上品でモダンな印象。
慶事の挨拶状や、ここぞの時の勝負名刺にもおすすめです。
金色の繊維が漉き込まれた、上品な輝きを放つ和紙です。華やかでありながら主張しすぎない絶妙なバランスが品格を感じさせます。派手すぎない金の輝きが、名刺や挨拶状に洗練された印象を与えます。厚さは一般的な名刺用紙(0.2~0.3mm)よりも厚く、ハリのある質感です。
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ご提供価格の目安
両面雲龍紙 | ・和紙名刺(55×91mm) ・両面カラー印刷 |
200枚 10,000円(税別、送料別) | ※完全データ入稿の場合の参考価格です。デザイン制作も承っておりますので、お気軽にご相談ください。 |
両面大光紙(白) | ・和紙名刺(55×91mm) ・両面カラー印刷 |
200枚 10,000円(税別、送料別) | |
両面大光紙(金茶) | ・和紙名刺(55×91mm) ・両面カラー印刷 |
200枚 11,000円(税別、送料別) |
Q&A 和紙名刺のよくある疑問・質問
Q1. 和紙を家庭用プリンターで印刷するメリットは何ですか?
A1. 一番のメリットは手軽さとコストです。
すぐに作れる:急に名刺が必要になった時でも、自宅で必要な分だけすぐに印刷できます。
コストを抑えられる:業者に頼むより、用紙代とインク代だけで済むため費用を安く抑えられます。
自由に試せる:デザインの変更や調整を、納得がいくまで何度でも試すことができます。
Q2. 家庭用プリンターで和紙を印刷すると、どんなデメリットがありますか?
A2. 和紙は一般的な紙と性質が異なるため、いくつかのデメリットがあります。
品質のばらつき:和紙の凹凸や繊維のせいで、インクがにじんだり、線がかすれたりする可能性があります。
紙詰まりのリスク:厚みがある和紙は、プリンターの給紙トラブルや紙詰まりを引き起こしやすいです。
裏写りや汚れ:両面印刷の場合、インクが乾く前に裏面に染み出てしまったり、印刷中にローラーで汚れてしまったりすることがあります。
Q3. 専門の印刷業者に頼むと、何が違いますか?
A3. 専門業者は、品質の高さと安定性が大きく異なります。
美しい仕上がり:にじみやかすれが少なく、文字や色がくっきりと鮮明に印刷されます。両面印刷でも裏写りすることなく、美しい仕上がりを保てます。
豊富な用紙と加工:家庭用プリンタでは扱えない特殊な和紙や、箔押し、型抜きといった特別な加工にも対応できます。
トラブルが少ない:和紙の特性を熟知したプロが、専用の機器で印刷。自作の和紙印刷で起きやすい、紙詰まりや印刷汚れの心配がありません。
時間と手間の節約:データ入稿するだけ、またはデザインからの依頼が可能で、高品質な名刺が手元に届きます。自分で試行錯誤する手間や時間を削減できます。
Q4. 自作と業者への依頼、結局どちらを選べばいいですか?
A4. 目的によって使い分けるのがおすすめです。
家庭用プリンター:趣味など個人的な活動で使用。急ぎで少量必要な場合に向いています。
専門の印刷業者:名刺やショップカード、挨拶状など、オフィシャルな場面で使用。和紙の風合いを最大限に活かした仕上がりには、専門業者への依頼が断然おすすめです。
Q5. 和紙の名刺は破れたり、折れたりしやすいですか?
A5. この記事で紹介している和紙の名刺は、一般的な名刺用紙よりも厚くて丈夫です。
ご紹介した両面和紙は、0.3mm以上程度の厚さがあり、一般名刺(0.2~0.3mm程度)と比べて厚手です。特に家庭用プリンタで使用する名刺用紙は薄手のものが多く、それらに比べて折れやシワがつきにくいと言えます。
Q6. 和紙の名刺のデザインは、どんなものが合いますか?
A6. 和紙の風合いを活かした、シンプルなデザインがおすすめです。
文字とロゴマークのシンプルなら、和紙の質感と引き立て合い上品な名刺に。筆文字書体でデザインすれば、和の雰囲気が盛り上がるでしょう。もちろん、フルカラー印刷も可能ですので、ご希望に合わせてご提案します。
Q7. 和紙の名刺はどんな仕事や業種におすすめですか?
A7.和紙の持つ「伝統」「信頼」「温かみ」「特別感」というイメージと相性のよい職業や業種を以下のように考えています。
◎工芸職人、書道家など、「和」のイメージに直結しやすい職業
◎デザイナー、クリエイターなど個性を表現したい職種
◎日本文化に関連する観光業、宿泊業、飲食業など
◎弁護士、医師、経営者など信頼性が求められる職種
名刺や挨拶状に『両面使える和紙』をおすすめする理由
ご紹介した『両面和紙』は裏面にも「表面の風合い」を持つため、高級感が格段にアップ。
手にした瞬間に「こだわり」や「特別感」を伝えます。
和紙のペーパーアイテムの中でも、『両面和紙』のアイテムはまだまだ珍しい部類と言えます。「両面美しい和紙」を使うことで相手に強い印象を残し、あなたの個性やセンスをアピールできるでしょう。
和紙名刺は、名刺サイズのショップカードなどにもご利用いただけます。また、名刺サイズ以外のアイテムで『両面和紙』を使ってみたい場合もご相談ください。
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