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和紙シール印刷:雲龍ラミネートの日本酒ラベル

2023.11.13 | お客様事例

当サイト運営の小竹天瑞堂を日頃からご愛顧いただいている、新潟県上越市の酒蔵 田中酒造株式会社 様よりご依頼いただいた『380周年記念酒ラベル』をご紹介します。

新潟の数ある酒蔵の中でも屈指の歴史を誇る田中酒造株式会社 様は、2023年に創業380年を迎えられました。そこで当社に『380周年記念酒ラベル』デザインから製造までをご相談いただき、お手伝いすることになりました。

 

和紙ラミネートの見た目と質感を活かしたラベルのご提案

今回は380年を記念した特別なラベルということもあり、一般的な紙のラベルではなくPETフィルムに雲龍タイプの和紙ラミネートをご提案しています。この組み合わせにすることで、以下のような効果を狙っています。

◎和紙ラミネートの質感で「和」「歴史」「伝統」「雪(新潟)」のイメージを加える
◎瓶色がラベルに干渉することで、ガラス瓶へ加飾したような効果を得る
◎質感(手触り)の面白さを感じるラベルにする

ラベルの仕様については、お客様がPETフィルムの使用実績をお持ちであったため、スムーズにご理解いただくことができました。

シンプルで歴史を感じさせるデザイン

デザインは、和紙ラミネートの質感を活かす意味でもシンプルなものをご提案いたしました。

商品名にちなんだ松の文様や、酒造りをイメージした波紋などのデザイン案から選ばれたのは、創業当時の「能登屋」の頃から使用される『丸に剣片喰(まるにけんかたばみ)』の紋と商品名『公乃松』を大きく箔押ししたデザインです。

デザイン決定後は色をいくつかご提案しましたが、瓶色に映え、和紙ラミネートと程よく馴染む白刷りが採用されています。

商品の由来を説明するためにご提案したタグも、いくつかの形状から雫型を気に入っていただき製造いたしました。

 

田中酒造株式会社 様(HP
創業1643年(寛永20年)、新潟県内でも3番目の歴史を誇るといわれています。現在の銘柄は昭和18年より造り続ける『能鷹』。2023年11月、380周年を記念した純米大吟醸を、創業当時の銘柄『公乃松』として発売されました。えちごトキめき鉄道谷浜駅前に位置し、前方には日本海が広がり、後方には急な山並み、全国でも珍しい海・山に近く駅に近い酒蔵です。

 

和紙シール

和紙:雲龍紙(うんりゅうし)

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