印刷 和紙 北海道
北海道で和紙の印刷をお考えの方へ。大正10年創業、和紙印刷の専門サイトです。和紙ラベル、和紙シール、御朱印などのお問合せを多数いただいております。和紙または和紙風洋紙を選ぶところから印刷・加工まで承ります。サンプル請求、無料見積り受付中です。
■和紙への印刷
私たちの得意分野は和紙印刷です。古くから和紙を用いることも多い「日本酒ラベルの印刷」を通じて地元の蔵元様のお手伝いをしてまいりました。創業よりおよそ100年経つ今日でも、日本酒ラベルの印刷で培ったノウハウと熟練のオペレーターによる確かな技術で、通常難しいと言われる和紙への印刷に取り組んでおります。北海道で和紙の印刷をお考えの方も、まずはお問い合わせください。
■和紙と洋紙
印刷物に使用される紙のほとんどは「洋紙」に分類されます。「洋紙」は色や階調の再現性が高いことで幅広く用いられ、その一方で「和紙」は印刷自体が難しいこと、色の再現性が低いことなどから印刷物に用いられることが少ないのが現状です。しかし、「和紙」には、独特の質感や風合いがあり、それらを活かすことで印刷物に高級感や個性を生み出すことが可能です。
こちらでは、洋紙と4種類の和紙を同じ絵柄(版)でオフセット印刷(4色カラー)し、箔押し加工を施した印刷見本を用意して比較しています。和紙印刷を長く手がけてきた弊社でも、全く同じ版で和紙印刷の仕上がりを比較するのは初の試みとなりました。
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■当社の和紙印刷はすべて「オフセット印刷」で行っています。
始めに洋紙(コート紙)から印刷し、比較のために色や印刷機の調整はほぼそのまま「里紙」「奉書紙」「雲龍」「楮紙」の順で印刷いたしました。そのため、和紙は少しあっさりとした刷り上がりに感じるかもしれませんが、実際の製造においては、それぞれの和紙にベストなインキの柔らかさや印圧などを調整しますので、スミや特色のベタはインキのしっかりのった仕上りとなります。
コート紙に比べ少しにじんだような印象の仕上りになる和紙は、その風合いが日本画や水墨画のような絵柄と良く馴染んでいます。また、写真の印刷においては全面に色の入るものよりも白い部分があるものの方が、程よいヌケ感や紙の風合いを感じるため相性が良いようです。
※用紙比較用の見本は、当社オリジナル見本をオフセット印刷(プロセス4色カラー)にて製造いたしました。
<1.コート紙>
上質紙をベースに白色顔料を塗布し、表面を均一にした平滑で光沢のある紙です。発色や階調、細部の再現に優れ、カラー印刷でよく使用されています。
<2.里紙>
表面、裏面ともに優しい手触りのある質感です。豊富なカラーバリエーションから「ゆき」を使用。細かい抜き文字も綺麗に出ており、箔押しの細かい部分も意外に再現できています。生成りのような紙色が日本画、水墨画調の絵柄にマッチして温かみを感じさせる仕上がり。
※以下の3種の和紙は100分の3程度印圧を上げています。こちらのみコート紙と同じ印圧ではインキが乗らず、掠れたような仕上がりになるため、他のものより印圧を上げています。
<3. 奉書紙>
やや青みがかった白色で、上品な印象の和紙です。今回は平滑な表面に印刷しましたが、裏面のざらざらした手触りを生かすため裏面に印刷する場合もあります。印刷時には紙粉が出やすく、紙ムケが起きやすい紙です。仕上がりに影響が出ないようこまめに印刷機の清掃を行いながら製造しております。
<4. 雲龍紙>
光沢のある繊維がちりばめられた雲龍紙のなかでも、今回は短めでフラットな繊維が入っているものを使用しています。(繊維の長いものよりもオフセット印刷の適性が上がります。)繊維の部分は色が乗りにくいのですが、繊維の光沢による華やかさがあります。
<5. 楮 紙(こうぞし)>
しなやかな手触りで、「これぞ和紙」というような細かな繊維と繊維の固まりがランダムに入っており、裏面は一番ざらざらとした手触りです。楮紙には稀に大きな繊維が入ったものがあり、印刷機のブランケットを傷めてしまう恐れがあるため、支障が出そうな大きさの繊維が入ったものを選り分ける場合もあります。今回はそういった事情により一番最後に印刷しました。
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印刷 和紙 北海道
■シール用和紙(和紙タック紙/糊付き専用紙)
シール用和紙とはどんなものか?
一般的に「シール」と呼ばれる「糊付きの紙に剥離紙がついたもの」を製造するのに使用する糊付き専用紙を「タック紙」と言います。よく見かけるものはコート紙や上質紙ですが、実は和紙や和紙風のも(これを当サイトでは「シール用和紙」と呼んでいます)のも存在します。材質や色にもバリエーションがあり、風合いを生かした高級感のある製品ラベルシールや、ワンポイントシールなどに使用されています。
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【代表的なシール用和紙】
種類は限られますが、一般的な和紙と同じく独特の風合いや繊維の入ったものなど様々です。質感や紙自体の色を活かすことで、コストをおさえながら高級感のあるシールを製造できます。また、耐水性を考慮し和紙の風合いを再現した紙以外の表面基材もございます。
■和紙へのオフセット印刷は難しい?
<答えは「難しい」です。>
おそらく、何の下調べも無しに印刷会社へ「和紙へのオフセット印刷」を依頼しても、断られてしまう事の方が多いのではないでしょうか。
<なぜ断られてしまうのか?>
実は多くの印刷会社では「経験や実績が極端に少ない」から。「同じ紙なんだから印刷出来るでしょ?」と思われがちですが、「通常(主に洋紙)の印刷」と「和紙印刷」には大きな違いがあるのです。
<では、「和紙印刷」とは一体何が難しいのか?>
それは、和紙独特ともいえる風合いや微細な穴のたくさん開いた構造に原因があります。今日の印刷現場では、ほとんどのオフセット印刷機が自動で給紙を行っています。多くのオフセット印刷機が「セットされた用紙から一枚ずつ紙を吸い上げて給紙する」この仕組みに、和紙の風合いや微細な穴の開いた構造がマッチせず、うまく印刷機に紙を通せないことが一番の理由です。
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■発送対応地域(全国)
北海道、宮城県、福島県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、石川県、長野県、愛知県、大阪府、兵庫県、鳥取県、山口県、香川県、福岡県、長崎県、宮崎県、沖縄県、北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県
■ご注文の流れ
1)お見積り
2)ご注文(お見積りメールへ返信/お客様所定の注文書の発行)
3)ご入稿/(お客様ごとに必要な素材をご入稿いただきます)
※デザインデータは、原則AdobeIllustratorで作成したもの。(それ以外の場合はご相談ください。)
※デザイン制作からのご注文も承っております。その際に簡単なデザインラフなどがあると制作がスムーズです。
4)サンプル出力/ご希望の用紙にオンデマンド印刷にて出力/ご希望の用紙にて出力したサンプルをお送りし、内容をご確認いただきます。
5)校了/内容確認(サイズ/用紙/印刷内容)の完了後、必ず当社までご連絡ください。
6)お支払い/校了後(ご注文後)に請求書を発行いたします。指定の口座へお振り込みください。
7)製造~発送/メールにて納品予定日をご連絡します。
納期は印刷や加工の仕様により前後いたします。通常10~14営業日程度で発送。短納期(5~7営業日程度)をご希望の場合は、見積りご依頼時かご注文時にご相談ください。
北海道和紙の印刷も、まずはお問い合わせ下さい。
お問い合わせはこちらから
株式会社 小竹天瑞堂
〒945-0105 新潟県柏崎市剱266-2
TEL:0257-22-6100 FAX:0257-22-6180
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