ブログ

オリジナル御朱印帳をつくってみました

2024.11.13 | オリジナル和紙アイテム | コラム

 

オリジナルで作る御朱印帳とは?

御朱印や御城印などを貼ったり、直接本文に筆耕してもらう御朱印帳(または御城印帳)。さまざまな既製品のほかに、最近では寺社やお城のオリジナルご朱印帳を販売している例も見かけます。

実は御朱印帳(または御城印帳)は、お好みのサイズや材質、デザインなどオリジナルで製造できます。

御朱印帳のサイズ

御朱印帳と御朱印のサイズ表

御朱印帳のサイズは、『一般的なサイズ』の他に『大きめサイズ』の2種類に大別されます。

多少の違いはありますが、通常の御朱印1枚のサイズ(タテ150×ヨコ105mm程度)よりも大きいサイズになります。
余白の少ない一般的なサイズなら160×110mm程度、ゆとりを持って貼れる大きめサイズなら180×120mm程度とお考えください。

近年では趣向を凝らした御朱印も多いため、御朱印2枚分の見開きサイズ(タテ150×ヨコ210mm程度)を折らずに貼れるご朱印帳もあります。
見開きサイズのご朱印帳の場合、ジャバラではなくページ仕立ての和綴じのものやポケットタイプのファイルのようなものまで様々です。
こちらもある程度の余白をとれるよう、180mm×240mm程度と御朱印よりも一回り大きいサイズです。

御朱印帳の表紙の材質

御朱印帳の表紙の材質では、和紙をはじめとする紙や布地が一般的です。表紙の材質で芯になる厚紙を包み込むように貼り合わせて使用します。

柄の入った和紙や布地を使用する他、オリジナルの柄やデザインでも作ることができます。紙ならば印刷、布地の場合は刺繍で文字や柄を入れたものが一般的。和紙の印刷工房では、紙材質に印刷や箔押し加工を行ったオリジナル御朱印帳をご提案しております。

御朱印帳の表紙への印刷・加工

布材質の場合は刺繍、箔押し加工、印刷が一般的です。

紙材質の場合は印刷や箔押しをしますが、表面の保護のためビニールを上から貼る「PP加工(またはマットPP加工)」をするとより、
紙や印刷面が保護されます。
和紙に印刷をして貼り合わせる場合には、和紙の風合いを損なわないようビニールは貼らず、「マットニス加工」をする場合もあります。

※「マットニス加工」とは、マット系合成樹脂液を印刷面に塗布する加工。印刷面の保護や和紙などのツヤの無い見た目に仕上げる際に
使用します。

御朱印帳の本文

本文とは御朱印帳の中身。つまり、御朱印を貼り付けるページの部分を言います。この本文を、表紙と裏表紙で挟むように貼り合わせて御朱印帳が出来上がります。

御朱印帳の本文の材質は、白い奉書紙であることがほとんどです。ジャバラで24折りが一般的ですが、折り数はある程度の変更が可能です。

御朱印帳のロット

当サイトでご案内するオリジナルの御朱印帳は、最小ロット100冊とさせていただいています。

オリジナルデザインの御朱印帳

今回、縁起が良いとされる和柄を使って「和紙の印刷工房オリジナルのご朱印帳」をデザインしました。
和紙や金紙にオンデマンド印刷で製作しています。

瓢箪柄(ひょうたんがら) 御朱印帳
用紙:大礼紙 四六判90㎏
◎瓢箪柄は、子孫繁栄、多福、三つそろうと三拍(瓢)子、六つそろうと無病(六瓢)息災。

鱗柄(うろこがら) 御朱印帳
用紙:金紙

◎鱗柄は、(魚や蛇の鱗に形が似ていることから)開運、厄除け。

デザインを変えれば近年人気の御城印に使える「御城印帳」にもできます。

七宝柄(しっぽうがら)御城印帳
用紙:金紙
◎七宝柄は、七つの宝(金、銀、瑠璃、玻璃、硨磲、珊瑚、瑪瑙)=富、知恵、慈悲、清浄、名誉、健康、長寿の象徴。

当サイトの御城印帳は、お客さまのご要望に合わせたオリジナルデザイン・仕様での製造が可能です。御朱印帳を保護するビニールカバーもご用意できますので、ご相談ください。
※デザインや選択する紙によっては、オフセット印刷をおすすめします。※既製品の取り扱いはしておりません。

関連項目

御朱印におすすめのサイズと人気の和紙!デザインから作る方法も解説!

一般的な和紙

お見積り・サンプル請求は下記よりお問合せください

  • 和紙印刷お見積り
  • 和紙シールお見積り
  • 御朱印お見積り
  • サンプルご請求

使いたい和紙や、サイズなどをお知らせください。『デザインデータ』『手描きイメージ』などの添付も可能です。