小竹天瑞堂:和紙風素材『そば合掌袋』
2020.04.03 | お客様事例
当社の地元、新潟県柏崎市の 日本海 石地わさび園 様【へぎそば/わさびそばの合掌袋】のご紹介です。
麺にワサビを練り込んだ新商品「わさびそば」発売に合わせて、『合掌袋』のデザインと製造をご依頼いただきました。これに伴い、紙を巻くタイプのパッケージを使用していた既存商品「へぎそば」もリニューアル。デザインを揃えて『合掌袋』へと仕様変更いたしました。
『合掌袋』ってどんな袋?
少し聞き慣れない『合掌袋』。別名では『背貼り袋』とも言い、一枚のフィルムを筒状にして背の部分で貼り合わせた形状です。貼り合わせ方に特徴があり、のりしろをフィルムの裏と裏(中面と中面)で《合掌したように》合わせて貼り、片側へ倒しています。貼り合わせ方を指して『合掌袋』と呼ばれているんですね。
純和風からモダンなデザインに
デザインテイストは「へぎそば」で使用していた純和風から、「和モダンにしたい」というご希望でした。そこで、以前当社で制作して気に入っていただいた、別商品デザインを踏襲し、ワサビや夕陽のイラストをランダムに配置した少しポップなデザインを配置。そこに筆書体を組み合わせて、和モダンテイストにまとめました。「わさびそば」と「へぎそば」で色違いになっています。
材質は、PPフィルムに和紙のにような質感の「レーヨン雲龍」を貼り合わせたものを使用。PP袋の機能に和紙のような風合いと手触りで、お菓子やお米の袋などでも人気があります。デザインのテイストにも合っていると思いませんか?
『和紙の印刷工房』を運営する当社は、オフセット印刷をメインに行いながら梱包資材全般を取り扱って来たため、実は袋も得意なんです!今回のような、PPやビニールの袋のご提案できますので、お問合せくださいね。
日本海 石地わさび園 様(HP)
里山でのわさび栽培という今までの常識を覆し、日本海石地海岸沿いで育てることで、ミネラル豊富でさわやかな旨味と上品な辛さがきいた、良質なわさびを生産販売されています。本生わさびの他にもわさびを使った、様々な加工食品を販売しています。
コロナ禍により不要不急の外出を控えることが求められていますが、乾麺は保存食としての人気が高く売れ行きが良いそうですね。…とは言え一刻も終息することを願うばかりです。罹患された方々には謹んでお見舞い申し上げますとともに、一日も早いご快復を心よりお祈り申し上げます。