和紙印刷:tamukeの峠『箔押し包装紙』
2019.09.26 | お客様事例
当社地元の新潟県柏崎市「小清水峠の茶屋 EARY CAFE(イーリーカフェ)」様より、オリジナルのストロープワッフル「tamukeの峠」の包装紙をご依頼いただきました。
ブランドロゴはアーティストsaki tanaka様によるドローイングで、「峠」の文字をイメージし描かれています。「頂上を目指すぬかるんだ山道」「峠で祈りを込め合わせる手」「その先に見える希望の光・風・飛び立つ鳥」を表現しているそうです。
ブランドロゴを大きく配置し、ツヤ消しの金と銀で箔押しを施しました。素敵なロゴは印刷でもオシャレですが、箔押しにすることで質感が加わり上質な印象になっていますね。
ストロープワッフルを3枚包めるサイズに設計し、開いた内側には商品や小清水地域の紹介と、おいしい召し上がり方をデザイン。「しおり」としての役割も担っています。
用紙は様々なサンプル帳をお持ちしてご提案いたしました。お客様からブランドコンセプトや商品に込める熱い想いを伺っていたので、こちらも自然と熱が入りました。選ばれたのは「マーメイド(白 / くるみ)」と言う紙です。紙の表面に特殊なフェルトを転写することで生まれる風合いが特徴で、厚みがあって透けにくいファンシーペーパーです。カラーバリエーションが多い紙なので、今後商品の種類が増えることも想定してのご提案させていただきました。打ち合わせ中のひとコマはこちら。(EARY CAFE様 Instagram)。
EARY CAFE 様(HP)(Instagram)
ストロープワッフルとは?オランダ発祥の洋菓子の一種。格子模様の薄くて円形のワッフル生地の間にシロップを挟んだものが一般的ですが、EARY CAFE様ではブランドロゴを焼き型にあしらっています。自家製のお米を使って、生地や、中にサンドするキャラメルフィリングを手作りされたこだわりのワッフルです。コーヒーを入れたカップの上に乗せ、温めることで中のフィリングが溶け出して一層美味しく食べられるそうですよ。