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和紙印刷:小市真怜様 『百名山 御山印』

2024.09.18 | お客様事例

今回は、百名山の「御山印(ごさんいん)」シリーズをご紹介します。

日本百名山 御山印 6種

こちらは秩父地方の日本百名山の御山印です(左上から瑞牆山、大菩薩嶺、甲武信岳、金峰山、雲取山(埼玉県側/山梨県側)。登頂した日付印と「百名山」の印影を押したものをお借りしました。

新たな登山土産として「百名山の御山印」制作の経緯

御山印、御山印帳の制作販売を手掛けられている小市真怜様から、最初の「浅間山 御山印」の和紙印刷をご依頼いただいたのは2023年4月。以来、信州百名山、日本百名山制作をご継続され、今年7月には17座目の御山印を発行されました。

百名山 御山印 18種17座

現在発行されている百名山御山印全18種(17座 雲取山は埼玉県側、山梨側の2種類)。

御山印制作の経緯とデザインへのこだわり、仕上がりやご感想について小市様に伺いました。

 

制作の経緯

「登山土産は登山バッチが主流であるが、買っても見返さない、引き出しの中に埋もれてしまう等、課題感を感じていたため、新たな登山土産として提案した。また御山印を通して、地方の魅力発信や保全等で社会に貢献できると考えている。」とのこと。

制作された御山印の売上の一部は、登山道の整備や環境保全費用に使用されるそうです。

 

デザインについてのこだわり

「様々な『御〇印』がある中で、写真や文字だけなどではインパクトがないため、イラストを使用し他と差別化を図っている。登山道の中での見どころを背景に、有名な花をフレーム的あるいは、風景の一部としてデザインしている。」

それぞれの山容や登山道の風景がリアルなタッチで描かれており、大自然の美しい様子が伝わってくるようです。登頂の記念にぴったりですね。私どもも、毎回どんな風景が届くのか密かに楽しみにしています!

 

和紙印刷の御山印 納得の仕上がりへのお手伝い

和紙印刷の仕上がりは色が沈みやすい傾向があり、それを踏まえて色校正はオリジナル(入稿状態のまま)と色調を明るめに調整したものと2パターンサンプルをお送りし、色調をご検討いただいております。

御山印の明るさ調整を比較 左がオリジナル、右が明るめ

御山印の明るさ調整を比較。左がオリジナル、右が明るめに調整したもの。

「価格、カスタマー対応等他社と比較して、良いと感じている。和紙印刷だが発色も良く、現状特筆問題もなく非常に満足している。」とのお言葉をいただきました。
登山の際はどうぞお気をつけて、百名山御山印の完成まで、サポートできましたら幸いです。登頂の思い出を残しつつ、環境保護への貢献もできる「御山印」。下記公式ホームページでは、各種御山印の取扱店一覧を掲載。登山がご趣味の方はどちらで入手できるか、ぜひチェックしてみてください。

◎仕様
サイズ:160×110mm
材質:大礼紙90 kg
印刷:オンデマンド印刷4色カラー

 

ご紹介

小市 真怜様
御山印(ごさんいん)公式ホームページ https://gosan-in.jp/  Instagram @kinopan_koichi/

新着情報で御山印の発売と取扱店一覧を告知。御山印をコレクションできる御山印帳の通販が可能。また、御山印の制作や販売情報の掲載、取材等についても受付されています。

 

「百名山」とは

登山愛好家や各地の山岳協会、自治体などが様々なテーマで選定した、日本各地の山々の魅力を紹介する随筆集、またはそのリスト。登頂制覇の目標や登山ガイドとして広く親しまれ続けている。

深田久弥著 『日本百名山』新潮社、1964年出版。1940年に雑誌連載スタート、日本各地で実際に氏が登頂した山の中から「品格」「歴史」「個性」の基準で選定。
清水栄一著『わが遍歴の信州百名山』桐原書店、1979年出版。長野県で1000m以上の標高を持つ100座を選定。

 

 

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