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和紙シールの納品形態について

2023.09.25 | 制作と入稿 | コラム

ラベルやステッカーは商品への貼り付け方法やロットに応じて仕上げ方法が変わります。大きく分けると、「シート仕上げ」「ロール仕上げ」の2種類があります。それぞれの仕上げ方法や注意点を紹介していきます。

シールの納品形態 図解 シート仕上げ ロール仕上げ

和紙シール納品形態:シート

1枚のシートにシールを付けた状態で納品。シールのサイズやロットに応じて、1シートに何枚つけで製造するかを決めます。材質によっては厚い素材もあり、薄口の剥離紙だと仕上げ後に丸まってしまう場合があります。そのため、シート仕上げの場合は厚手の剥離紙を使用することが多いです。

1枚シート仕上げ

シールを1枚ずつカットした状態で納品。サイズが大きかったり、剥がしやすさを求めている場合はおススメの仕上げ方法です。剥離紙にスリット(切れ込み)を入れることで、より剥がしやすさと貼りやすさがアップします。また、シールと剥離紙を同じサイズでカットしてステッカーとして使用することもよくあります。

複数枚仕上げ

1枚のシートに複数枚のシールを付けてカットした状態で納品。スーパーの割引シールや雑誌の付録シールなどでよく見る仕上げ方法です。商品に手作業で貼り付けを行う際にオススメです。また、カス上げが必要ない場合はご指定ください。カス上げとは、シールとして使用しない余計な部分を取り除く作業です。基本的にカス上げを行った状態で納品していますが、シールとして使用しない部分にもデザインが入っている場合は、カス上げをせずに納品することもあります。

シールのシート仕上げ 種類

和紙シール納品形態:ロール

ロール状に巻いた状態で納品。シールを商品に機械で貼る場合に多い納品形態です。シール貼り機によって、ロールの仕様が異なります。ロールでの納品をご希望の場合は、下記仕様をお知らせください。また、ロール仕上げに使用する剥離紙は基本的に薄口のものを使用しますが、シール貼り機の仕様によっては厚口のものを使用する場合もあります。

・ロール紙巾(原反巾)

剥離紙の巾サイズ。シールの仕上がりサイズに対して約1.5㎜ずつ余白をとることが多いです。余白のサイズに関してはご指定可能ですが、大きくしすぎるとシールの枚数が少なくなった段階で重みによって沈んでしまい貼り作業に支障が出る場合があります。
注意点:ロール紙巾を間違えると、シール貼り機にセットできない場合があります。

・巻方向

シールが表に出た状態で巻いてある場合と、内側に入った状態で巻いてある場合の2種類。
注意点:巻方向を間違えると巻き直しが必要となります。

・出し方向

ロールが出る方向に対してシールがどの向きになっているかを4種類からお選びいただいています。下記図解をご参照ください。
注意点:出し方向を間違えると、巻き直し、または、再製造が必要となります。左右と天地それぞれの間違いであれば巻き直しで済みます。ですが、右出しのものを天出しで製造してしまった場合は、巻き直してもシールがついている方向が合わないため再製造が必要になります

紙管内径

ロールの芯となる部分の直径サイズ。印刷会社によって用意している紙管のサイズが異なりますのでご希望の直径サイズをご相談ください。

・巻取枚数

機械によってセットできるロールの最大外形サイズが異なります。最大サイズに合わせて、1巻にシールを何枚つけで製造するかを決めます。1巻につけるシールの枚数を指定していただくことも可能です。

・送りピッチ

シールとシールの間の間隔。3㎜間隔が多いですが、シール貼り機によって必要な間隔が異なります。送りピッチ〇〇㎜でご指定ください。
注意点:送りピッチが間違っていると、シールの正しい貼り位置から徐々にずれてしまう可能性があります。

・リード紙

剥離紙の端と1枚目のシールまでの余白部分。リード紙がない場合、ロールの始まり部分からすぐにシールが付いている状態となります。機械にロールをセットする段階で何枚かロスが発生します。リード紙をつけることで、余白部分からセットの調整を行えるためロスを減らすことが可能です。リード紙はロールの始めと終わりにつけることができ、それぞれ「出し始めリード紙」「巻き終わりリード紙」と呼ばれています。リード紙が必要な場合は、リード紙〇〇㎜必要とご指定ください。

 

下記図解も合わせてご参照ください。

図解 シールのロール仕上げの指定

まとめ

シールの納品形態のご紹介をしてきましたが、和紙の印刷工房ではお客様のご希望と製品の仕様に合わせて納品形態のご提案をしております。ロールの仕様がわからない場合でも、お問合せいただければご対応いたします。和紙素材でラベルやステッカーをご検討されている場合は、和紙の印刷工房までお問合せ下さい。

 

<筆者> 営業部 うえだ

2021年から株式会社小竹天瑞堂が運営する「和紙の印刷工房」の問い合わせ窓口を担当。新型コロナウイルスが感染拡大し、お客さまと対面できない分メールや電話での対応を磨いた。
待ち前の物腰のやわらかさでお客さまとコミュニケーションをとりながら、お客様の悩み事を解決するために的確なアドバイスを心掛けている。
印刷や加工の知識に加え、伝統的な和紙に対する知識・特性や加工方法に関する理解を深めるべく日々勉強中。得意分野は御朱印。

趣味はミュージカル鑑賞。
特に好きな公演は「劇団四季」で、仙台や東京まで足を運ぶほどのファン。
3年間はコロナ禍で鑑賞する機会が少なかったため、これから本格的に公演をまわる予定。
休日はそこからたくさんの刺激をもらい、仕事のアイデアにもつなげている。

 

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