和紙印刷:『75周年記念酒』ラベル・化粧箱・挨拶状
2021.03.19 | お客様事例
建設の総合コンサルタント業務を全国展開されている、中央開発(株)様より、5年ごとに作成されている創立記念品のパッケージ一式を、デザインから製造までご依頼いただきました。
今年迎える75周年記念は『日本酒』。原材料の産地も醸造も、当社の地元である新潟県柏崎市!
実は『自社の記念品に日本酒を…』という思いのあったご担当者様。ご自身が新潟県柏崎市のご出身であり、柏崎の地酒好き。お仕事でも柏崎市のダム建設に携わるなど、柏崎市との縁が深いことから、ご贔屓の蔵元様に「オリジナルの日本酒を造ってほしい!』と、思い切って相談されたそうです。
幸い、蔵元様にもご快諾いただき、『柏崎産の酒米』『柏崎産の水』『柏崎の蔵元』、すべてが柏崎産で生酛造りの「オリジナル75周年記念酒」が、この春できあがりました。
『記念酒がすべて柏崎産ならば、ラベルも!』
大切な記念酒を飾るラベルには、「柏崎の海岸から見える米山※」が描かれた水彩画がデザインされています。何と、この水彩画は中央開発(株)の会長様がお描きになられたもので、地元に暮らす私達にはとても馴染みのある風景です。
※柏崎市と上越市柿崎区にまたがる標高993mの美しい山。山頂には日本三大薬師の一つ「米山薬師堂」が建つ。
とても素敵な水彩画は、それだけでデザインが完成してしまうほど。当社では、水彩画が主役のシンプルなラベルデザインと、『75周年』を伝える肩貼りシールの組み合わせをご提案いたしました。
こだわりの品には、こだわりの材質や加工をご提案!
《ラベル》 お客様より「和紙のラベル」「ちぎり加工」というご要望。当社からは、きなりで和紙の風合いが良くわかり、ちぎり加工にも適正のある『楮紙』をおすすめいたしました。
《化粧箱》 天面にロゴマークの箔押しを施したシンプルな化粧箱です。ラベルの『楮紙』に近い風合いの厚手の洋紙『里紙(ゆき 130kg)』を使用しています。中の記念酒を守るために、内側は白い『片面ダンボール』と合紙しています。
《挨拶状》 『大礼紙』を使用。昭和天皇即位式「大礼の儀」が由来の和紙です。「はな」と呼ばれる短めの繊維が入った上品な風合いは、挨拶状などフォーマルな用途に適しています。
お客様より「お酒もパッケージも良い記念酒が出来上がった」とお喜びいただけました。記念酒は、すっきりとして飲みやすい出来との事。
和紙のラベルに化粧箱、シールなど、当社の強みをフルで活かせる案件をありがとうございました!
中央開発㈱ 様(HP)
東京に本社を置く建設総合コンサルタント会社。地質調査や土木設計計画などを全国展開されています。
本社:〒169-8612 東京都新宿区西早稲田 3-13-5 tel 03-3208-3111